
平成2年入社
34年目
横井取締役
昭和~平成の変わり目に入社。昭和のオヤジたちに揉まれ、新車陸送~陸運局の車検業務~管理職など全ての現場を歴任してきた、愛知陸送の番頭さん。現在は取締役の立場で社内をまとめている。


令和元年入社
6年目
岩崎さん
新車の陸送を経験後、他社のノウハウを学んだり会社間のコミュニケーションを強固にするため、関連会社に3年間出向。愛知陸送に戻った後は、管理職の業務を担当。


令和4年入社
1年半目
八木さん
入社1年半のママさん社員。
子育てをしつつ、初めて経験する陸送業界で日々奮闘している。主に陸運局での車検業務を担当。



テーマ1
昔と今ではどう違う!?
変わってきた「現場の雰囲気」と変わらず大切な「仕事の経験値」
弊社は、創業から70年近い歴史がありますが、一貫して新車の陸送と納引の業務に取り組んでいます。
横井さんが現場に出ていた昭和の時代と今の令和とでは、会社や仕事の環境はどのように変化していますか?

横井
取締役
私が入社した昭和の終わりから平成のはじめ頃は、いわゆる“てやんでぇ系”の職人気質のおっちゃん達に囲まれて、「バカヤロー、横井!」なんて言われながら、現場を走り回っていました笑
昔の「トラックの運ちゃん」そのままのイメージの人がたくさん在籍していたと思います。
今は時代も変わったので、そういう方はいない…よね

八木
私は事務職を探している中で愛知陸送の求人をたまたま見つけ面談を受けたのですが、うちの会社に運送屋さんの仕事のイメージで入社すると、かなり違った印象を持たれると思います。

横井
取締役
30年前の運送業界は、女性の乗務員はほぼゼロに近かったと思いますが、うちの会社は当時から女性の乗務員が在籍し活躍されていました。
今は、女性にとっても昔よりさらに働きやすい環境になってきたと思います。

「長く続ける」ことが一つの経験、スキルにつながる!

横井
取締役
ちなみに私も、入社当時は大型免許は持っていなかったため、普通車に乗って部品を配達する業務からスタートし、仕事をこなしながら大型免許を取得しました。

岩崎
会社がしっかりサポートしてくれる体制は、昔も今も変わっていない点だと思います。

横井
取締役

岩崎

横井
取締役
そして、マジメに働けば働くほど給料もしっかり上がるし、経験値も足し算のように増える。頭で考えるより体で覚えることが多いから「長く続けたモン勝ち」のところはあります。


最初はみんな分からない、
でも大丈夫!

八木
最初は、2トン車と4トン車や3軸車と4軸車の計算の違いを覚えたり、消防車やはしご車など特殊な車両など異なる車種も扱っていきますが、仕事をしていくと、同じ消防車で見た目がそっくりでも実際には同じ形のものは全くないため書類の注意点も変わるなどほぼイレギュラーと言ってもいいくらい。マニュアルどおりでは出来ない仕事だと感じています。
色々な車を扱って経験を積んで、次の車の車検を通していく必要があるので、現場での積み重ねがすごく大事です。
ただ、私はまだこの業界に入って1年半なので、足りない部分は先輩社員に助けてもらっています。

横井
取締役
お客さまから新車を預り、陸運局との往復する際に、高さや幅、ハンドルをきった時の旋回がどれくらいになるか経験値から導いて、新車を傷つけることなく安全に運転する必要があります。
同じサイズのクルマに乗り続ける仕事ではないので、その大変さは昔も今も変わらないと思います。

岩崎
あとは、オートクルーズやエアサスの機能。違いと言えばそれくらいだと思います。

横井
取締役
覚えることはたくさんありますが、覚えてしまえば色々なクルマに乗るスキルが身につき重いものを運ぶ必要もないため、個人差はありますが70歳まで働ける息の長い仕事になると思います。
昭和に入社して今でも働き続け活躍している方もいますよ。




テーマ2
職場は昭和?愛知陸送の環境づくり
お話をお伺いしていると、職場環境がしっかり整っていると感じるのですが、
昭和と比べてどんなところが変わってきましたか?

岩崎

横井
取締役
お客さまの新車を扱う仕事なので、タバコの灰を落として内装を焦がしてしまうだけでなく、臭いもついてしまうため、今は当たり前のように禁止していますが、昭和の時代は当たり前のようにタバコを吸いながら仕事をする人がいました。
仕事とプライベートのメリハリをつけて吸える人であれば良いのですが、だらしない人は面接の際にお断りしています。

岩崎
仕事中だけでなく、数年前までは許可されていた社内の休憩所の喫煙も、灰皿を撤去して禁止になりました。
減ったとはいえ、タバコを吸う人にとっては不自由な環境ですが、昔から続いていたダメな習慣が改善されてきたのは、とても良いことだと思います。

昭和から令和へ、
変わらない「信頼」

横井
取締役

八木
これまで、先輩たちがキチッと書類を仕上げて提出していたたため、窓口の人や取引先とのやり取りも、とてもスムーズに進むと感じています。
それに、書類の作成もかなり楽になったみたいです。
私が入社した時にはアプリで書類を読み込んだりデータのやり取りもクラウドで連携していますが、昭和や平成の時代は全部手書きだったので、大変だったそうですね。

横井
取締役
書類を作るときに手書きだとどこかでミスが発生してしまう。
自分が書いた書類だけならその場で直せますが、受けとった書類が最初から間違っていたり、クセのある手書きを読み違えたり。
私より以前の担当者は、帰社してからミスが見つかって、車検をイチからやり直したこともあると聞いたこともあるよ。

八木
何かミスがあればその場で見つけて訂正できるので、私のように業界の経験がなく仕事を始めた人にとっても、とてもやりやすい環境だと思います。


システムを積極的に取り入れて働きやすい環境へ

岩崎
手書きで一日のタイムテーブルを作るから、毎日かなりの量の書類を書いていたそうですね。

横井
取締役

岩崎

八木
私の場合、子どもがまだ小さく保育園に預けているので、急に熱を出したり保育園が休園になった場合に会社に相談しても、すぐに代わりの人を割り当ててもらえるので、とても助かってます。

横井
取締役
昔はそれこそ1営業所に係が1人しかいなかったから休みがほとんど取れなかった。
私が入社する以前は、怪我をしても足を引きずって出社した人もいたとか伝説になってるよ笑
まぁそれは半分冗談かもしれないけど、時代を重ねるに連れて働きやすい環境が生まれています。
これまでは、大型免許の有無もあるので比較的年齢の高い人材を採用していましたが、これからは中途採用だけでなく、新卒の方もどんどん入社してもらいたい育てていきたいと考えています。
うちは年に1回の社員旅行もあるので、若い世代の方は驚かれるかもしれませんが。



テーマ3
これからどうなる?令和の今でも人気の社員旅行

岩崎

八木

横井
取締役
大阪でお笑いを見てから有馬温泉まで足を伸ばしたり、みんなゆっくりのんびり過ごせたみたいだね。帰りは琵琶湖で美味しい近江牛を食べてすごく良かったんじゃないかな。

八木

横井
取締役
クルマを運転する仕事だし翌日にはまだ仕事だからドライバーは飲みすぎないようにしていますが、やっぱり盛り上がるね。



八木

横井
取締役
一泊二日の中で団体向けの観光施設へ寄ってから有名な名所を幾つか回って、そこから物産展でお土産を買ってからビール工場を見学して温泉に行ったり・・・
観光バスの中でひたすらビンゴ大会をやっていたのはいい思い出ですが笑
私より先輩たちが参加していた昭和の社員旅行も、毎回こんな忙しい感じだったそうです。
楽しかったけど、これからの時代には合わないので、のんびり過ごす方向にしています。
ただ、しっかり遊んで楽しむのだけでなく、仕事の時にはビシッとする。メリハリや頭の切り替えを大切にする会社でありたいと考えています。

八木
車検係だけかもしれませんが、横のつながりが少ないので、社員旅行で顔見知りになれてそこからコミュニケーションが取りやすくなったのは、とても良かったですね。

横井
取締役
私は全社員の顔が分かるから、そういう話はとても参考になります。
コロナの影響で、うちのように社員旅行を開催していた関連会社はカタログギフトに変えてるらしいです。
そういう取り組みも面白いとは思うし、うちの福利厚生も時代に合わせて変えなければいけないこともあるかもね。



岩崎
少し先の話になりますが、10年後や20年後は福利厚生のあり方は変わってくるかもしれません。
年度によって社員旅行とカタログギフトを交互にしてみたり、しばらくの間、変化をつけるのもありだと思います。

横井
取締役
とにかく、愛知陸送に入社されたら、日々の緊張感あるきっちりした業務と年に一度の社員旅行のメリハリも楽しんでいただければと思います。
